【初連載】小説『姉妹探偵』――2035年、異常犯罪の闇を暴くプロファイリング・ミステリー

小説・姉妹探偵

はじめまして。 このブログでは、私が執筆する初めての連載小説『姉妹探偵』を公開していきます。

舞台は2035年。 決して明るくはない未来を背景に描かれるのは、世界の再生や変革といった壮大な物語ではありません。 人の心の闇が生み出す「異常犯罪」と、それを論理と直感で追い詰める「捜査」の記録です。

本日は連載開始にあたり、この物語の設定と、登場人物たちについてご紹介します。

1. 物語のテーマ:現代に蘇る「凶悪犯罪」とプロファイリング

この物語で描かれるのは、これまで世界中で実際に起きてきたような、耳を疑うような凶悪犯罪や異常犯罪の数々です。

時代が変わっても、人の狂気はなくなりません。むしろ、社会が不安定になることで、その闇はより深く、鋭くなります。 警察の手には負えない猟奇的な事件に対し、過去の犯罪データと心理分析、そして特殊な能力を駆使して犯人像(プロファイル)を浮かび上がらせる。

これは、罪を犯した「人間」を丸裸にする物語です。

2. 物語の舞台:犯罪が多発する2035年の日本

物語の背景にあるのは、2020年代から続くインフレと社会不安が極まった日本の姿です。

  • 止まらない物価高騰: 2025年の生活苦から10年。2035年の物価は当時の3倍から5倍になりましたが、国民の平均年収は2021年の水準から変わっていません。
  • 治安の悪化とスラム化: 生活苦は人の心を荒ませます。窃盗や強盗は日常茶飯事となり、少年犯罪の低年齢化、自殺者や行方不明者の増加が止まりません。
  • 孤立する国: 「物価が高く、治安も悪い」と見なされた日本からは外国人が去り、観光客も激減しています。

政治や警察への不信感が高まる中、この荒廃した環境は、かつてない「怪物(犯罪者)」たちが産み落とされる温床となっています。

3. 事件に挑む7人のスペシャリスト

この救いのない状況下で、難事件に挑むのは7人のチームです。

【主人公:姉妹探偵】

  • 姉: 圧倒的な「天才的頭脳」を持ち、膨大な犯罪データと論理を組み立てるプロファイリングの要。
  • 妹: 犯人や被害者の強烈な感情に同調してしまう「エンパス(共感能力)」を持ち、論理では見えない動機や心理に迫る。

【チームを支える5人の仲間】

  • 天才ハッカー: デジタル社会の裏側に潜む痕跡を追跡する。
  • 天才科学者: 限られた物資の中で、決定的な証拠となる鑑定を行う。
  • 若き秀才管理官(捜査一課): 腐敗した組織の中で、事件解決のために権限を振るう。
  • 秀才の新米刑事: 現場の最前線で動き、物理的な捜査を担う。
  • 紅茶店のオーナー: 凄惨な事件に向き合い疲弊したメンバーを癒やす、精神的支柱。

4. モデルについて

本作の登場人物7人は、アイドルグループ『チキータ』のメンバーをモデルに描いています。

メンバーそれぞれの個性や関係性からインスピレーションを受けていますが、物語の設定上、性格や能力は大きく誇張し、デフォルメしています。実在の人物とはかけ離れた、物語の中のキャラクターとして楽しんでいただければ幸いです。

おわりに

世界がどうなろうとも、目の前の事件を解決し、真実を明らかにする。 緻密な推理と、感情が交錯する『姉妹探偵』の世界を、これから少しずつ綴っていきます。

どうぞ、よろしくお願いいたします。

コメント

タイトルとURLをコピーしました