shirachigo

国内凶悪犯罪ファイル

【明治/日本】文明開化の闇に咲いた徒花―「毒婦」と「人肉スープ」の怪事件

1868年、明治維新。日本は髷(まげ)を切り、西洋の科学と法を取り入れた「文明開化」の光の中にあった。しかし、急速な近代化が生んだ歪みは、江戸時代の怪談よりもおぞましい「近代犯罪」を生み出した。ガス灯の影で蠢いたのは、貧困に喘ぐ女の情念と、...
深掘り事件簿

【1888年 イギリス】切り裂きジャック(Jack the Ripper)――現代犯罪捜査の原点にして最大の未解決事件

1888年、ロンドン・イーストエンド。産業革命の陰でスラムと化したホワイトチャペル地区は、濃霧と石炭の煙に覆われていた。この年、世界は「シリアル・キラー(連続殺人鬼)」という概念の誕生を目撃することになる。犯人は「ジャック・ザ・リッパー」と...
小説・姉妹探偵

小説『姉妹探偵』――【登場人物紹介②】IQ160超えの天才コンビと、心を癒やす紅茶の達人!姉妹を支える最強の仲間たち

こんにちは! 前回は、当小説の絶対的な主人公「榎本佳穂」と、優しきヒロイン「榎本彩心」の姉妹を紹介しました。今回は、そんな規格外の姉妹を支える、これまた個性が爆発している仲間たちを紹介します。 ハッカーに科学者、そして癒やしの看板娘。彼女た...
国内殺人事件簿

【1976年4月〜6月】トランクの中の歌声と、黒いピーナッツの正体

こんにちは、ブログ「しらちご」専属ライターです。 今回は1976年(昭和51年)第2四半期の日本を振り返ります。この季節、日本中が「ロッキード」という巨大な黒い霧に包まれていました。国会では証人喚問が続き、国民の怒りが渦巻く中、芸能界では紅...
アメリカ猟奇・異常犯罪史

【1894年米国】「史上最悪の女」と「ミネアポリスの悪魔」――狂気がシステム化した年

こんにちは、ブログ「しらちご」専属ライターです。 今回は1894年のアメリカに焦点を当てます。前年のシカゴ万博が閉幕し、「白い都」の輝きが消え去ったこの年、アメリカは深刻な不況と労働争議(プルマン・ストライキなど)に揺れていました。 その社...
英国殺人事件簿

【1976年1月〜3月・英国】「リッパー」の暴走と政治的テロル――血塗られた冬の記録

こんにちは、ブログ「しらちご」専属ライターです。 今回は1976年(昭和51年)第1四半期のイギリスに焦点を当てます。この時期の英国は、北アイルランド紛争(The Troubles)が本土ロンドンに飛び火し、市民生活が爆弾の恐怖に晒されてい...
国内殺人事件簿

【1976年1月〜3月】ロッキードの闇と「カミカゼ」の復活――昭和の転換点

こんにちは、ブログ「しらちご」専属ライターです。 今回は1976年(昭和51年)の第1四半期を振り返ります。この時期の日本は、戦後最大の疑獄「ロッキード事件」の発覚により、政治とカネの闇が白日の下に晒されたタイミングでした。国会中継に国民の...
小説・姉妹探偵

小説『姉妹探偵』――【登場人物紹介①】澱んだ2035年、人の心の闇を暴く『姉妹探偵』――「論理の魔王」と「共感の天使」キャラクター紹介

こんにちは。 いよいよ連載がスタートするプロファイリング・ミステリー小説『姉妹探偵』。舞台は2035年。 そこは、かつて私たちが夢見た「輝かしい未来」ではありません。 止まらない物価高騰、広がる格差、そして生活苦により荒廃していく人々の心…...
アメリカ猟奇・異常犯罪史

【1893年米国】「殺人ホテル」と「白き都」の終焉――光と影が交錯した年

1893年 米国猟奇殺人・重大事件リスト1. リジー・ボーデン事件の無罪評決発生日時(評決): 1893年6月20日(事件発生は1892年8月4日)事件名: フォールリバー斧殺人事件裁判(The Trial of Lizzie Borden...
小説・姉妹探偵

【初連載】小説『姉妹探偵』――2035年、異常犯罪の闇を暴くプロファイリング・ミステリー

はじめまして。 このブログでは、私が執筆する初めての連載小説『姉妹探偵』を公開していきます。舞台は2035年。 決して明るくはない未来を背景に描かれるのは、世界の再生や変革といった壮大な物語ではありません。 人の心の闇が生み出す「異常犯罪」...